(メディアサーバとしての)Intel Mac Miniを見くびるな! その1
Intel Mac Miniの発表
先日Jobsがメディアを集めて新製品発表会を開きました。そこで発表されたのは、
でした。期待をあおった分、「期待はずれ。。。」というのが多くの人の意見だったようですが、僕はIntel Mac Miniにとても満足しました。Intel Mac Miniはメディアサーバとしてかなり優秀なのではないかと思っています。
メディアサーバとしての性能は十分
メディア対応として、Intel Mac MiniにはFront Rowというアプリケーションとそのリモコンが標準装備されています。これはMacにいわゆる10フィートGUIを追加する物で、音楽、写真、ムービー、DVDなどをリモコン操作で楽しむことができるようになっています。
当然パソコンとしての性能も高いです。 こちらにMac Miniの良いレビューがあります。詳しくはリンク先を読んでほしいのですが、僕は特に
- 高速なCPUパワー(Intel Core Duo) (H.264などの重いCodecのHD解像度のムービーをコマ落ち無しで再生可能)
- ギガビットイーサネット
- 静音(最近音楽を聴くのはほとんどiTunesなのでこれ重要!)
が新しいMac Miniの魅力だと思います。CPUに関しては正直僕はMac MiniにIntel Core Duoを積んでくるとは思っていませんでした。良くてIntel Core Solo、多分CeleronMを積んでくるだろうと思っていたのです。
欠点はHDD容量?
ただあのコンパクトな筐体と引き換えにHDD容量は物足りないです。僕はiPodを持っているのでHDDに音楽を詰め込むと、本体のHDDだけではとても(ムービー)メディアサーバとして使えないと思います。もちろん外付けのHDDをつければある程度解決する問題ですが。
HDD容量不足はネットワークで解決!(Front Row+bonjour)
しかし、新しいMac MiniはFront Rowをbonjour対応させてきました。bonjourは簡単にいうと設定無しで周りのパソコンと情報やデータを共有できるようにする技術で、すでにiTunesでの音楽共有などで使われています。
Front Rowがbonjourに対応することで別の部屋にあるデスクトップにあるムービー(や音楽や写真)をリビングのMac Miniで再生ということが可能となりました。
Front Rowの裏ではiTunesが
Front Rowのbonjour共有を使う場合、音楽と動画に関してはiTunesの情報を利用しています(写真に関してはiPhotoの情報を利用しています)。iTunesは音楽だけでなく動画も管理できることを知ってましたか?iTMSで購入したムービーのほかQuicktimeで再生できるムービーを管理できます。いくつかのQuicktimeプラグイン(無料)をダウンロードすることでWindowsMedia(wmv), DivX, MSのMpeg4などほとんどのファイル形式を再生/管理できるようになります。
でも動画の管理に関してはbonjourよりもっといい方法があるよ!
これが本題だったんだけど、思ったより時間がかかってしまったので、また明日続きを書きます。。。
【追記】書きました。Front Rowでネットワーク上の動画を再生する
Mac Mini (Intel Core Duo Model)
Mac Mini (Intel Core Solo Model)